記録という名の整理術

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第2話

朝食が抜ける日も、夜食が増える日も

食事記録を始めて二週間が経った。

最初の一週間は、毎日きちんと記録していた。でも完璧さを手放すことで、気持ちが軽くなったのは事実だ。スマホのメモ帳に、思い出した分だけ書く。形式なんて気にしない。「朝:食べたけど忘れた」と書く日だってある。

そうしていると、面白いことに気づき始めた。

忙しい日の記録を見返してみると、夜食が増えている。朝が忙しくて何も食べてない日は、決まって夜に多く食べている。これが自分の「バランスの取り方」なんだ。

逆に、朝にゆっくり朝食を取れた日は、昼も夜もほどほど。体が満足してるんだろう。

そして気づいたのは、記録していなかったら、こういう自分のパターンに気づかなかったということだ。医者に「生活習慣、気をつけてください」と言われても、具体的に何が問題か、自分じゃわかってなかった。でも今は違う。朝に余裕を持つことが、その日全体の食事に影響するんだな、と見えてきた。

三週目に入ると、新しい問題が浮かんだ。記録を見ていると「これ、この日は何で何も食べてないんだ」という日が出てくる。書き忘れなのか、本当に食べてないのか、判断がつかない。

でも、その曖昧さが、実はヒントになるのかもしれない。なぜなら—自分がそこまで気になるほどの「空白」が、実は自分の中で何か引っかかってるから。完全に無関心だったら、記録に穴があっても気にならないはずだ。

そこに立ち止まって、その日のことを思い出してみる。その時間が、実は一番大事な気がしている。

続きはまもなく

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