手の描写って本当に厄介ですよね。私も同じ悩みを抱えていた時期があります。顔は相対的にパーツが大きくて、全体の印象で誤魔化せる部分も多いんですが、手は骨格から筋肉の流れまで複雑で、ごまかしが効きにくいんだと気付きました。
自分の場合、改善のきっかけは手を「単純な形の組み合わせ」として意識し直したことでした。具体的には、手全体を大きなラフな形で捉えてから、指の関節を意識するという順序を守るようにしました。以前はいきなり細部から描き始めていたので、全体のバランスが崩れやすかったんです。
もう一つ効果があったのは、自分の手をモデルにしながら描くことです。鏡を見ながら手を動かして、実際にどの筋肉や骨が動いているのか観察する。デジタルツールは便利ですが、参考資料なしに描くと、つい平面的になってしまいます。立体感を意識するだけで、ぐちゃぐちゃ感はかなり改善されました。
あとは描く量ですね。手をたくさん描いていると、パターン認識が自動化されていく感覚があります。最初は試行錯誤ばかりですが、繰り返すことで違和感を感じる能力が研ぎ澄まされていくというか。完璧を目指さず、少しずつ向上させるくらいの気持ちで続けるのが重要だと思います。
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