心理学の用語を意識的に使うようになったのは、ここ数年のことなのですが、正直なところ思考パターンに変化を感じています。
特に「認知バイアス」という概念を学んでから、仕事での判断場面で意識が変わりました。以前は自分の第一印象や直感をかなり信頼していたんですが、「これは確認バイアスではないか」と立ち止まるようになったんです。例えば、新しいプロジェクトで某メンバーに対して最初の失敗が印象に残っていて、その後の成果を過小評価していることに気づきました。用語を知ることで、自分の思考の癖が可視化された感じがします。
また「心理的安全性」という言葉を意識してから、チーム内のコミュニケーション方針を少し変えてみたんです。メンバーの意見を聞く際に、より意図的に否定的な反応を避けるようになりました。結果として、以前より率直な意見が出やすくなった気がします。
ただ、自分自身の経験としては、用語を知っているだけでは不十分だと感じています。その背景にある原理を理解し、実際の場面で「これは何か」と認識する習慣がないと、単なる知識で終わってしまう。そこが難しいところですね。
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