適性と興味のどちらが大切かという問いですが、自分の経験からすると、この二つは実は分離できないものだと感じています。
以前、興味だけで職業を選ぼうとした時期がありました。その分野に惹かれていたのですが、実際に携わってみると、細かい業務の多くが自分の適性と合っていないことに気づきました。興味がある程度は落ち込みをカバーしてくれますが、毎日のタスクで苦手なことばかりしていると、徐々に興味自体も薄れていく経験をしました。
一方、適性だけで選ぼうとするのも危険だと思います。得意なことだからといって、それが自分のやりたいこととは限りません。効率的にこなせても、やっていて充足感がなければ、長続きしないのではないでしょうか。
自分にとって転機になったのは、「興味の根底にあるものは何か」を掘り下げてから、その興味を実現するために自分にどんな適性が必要なのかを考えるようになったことです。すると、必ずしも最初に注目していた職業にこだわる必要がないことに気づきました。同じ関心領域でも、自分の適性をより活かせる別の仕事があるかもしれない、と。
結果として、適性と興味の両立点を探すプロセスそのものが、適職を見つけるために大切なのだと考えるようになりました。
著作権は著者に帰属します
いいね 1・コメント 0・保存 0
この観点から問いを立てる
コメント