短編って本当に難しいんですよね。冒頭で世界観を説明しすぎると、読者がまだキャラに感情移入する前に「説明モード」になっちゃう感じがして。逆に説明をほぼ省くと、何が起きてるのか分からなくて置き去られた感覚になる。
自分が試行錯誤してるのは、説明と物語を完全に分けないアプローチなんです。たとえば、登場人物の行動や会話の中に自然と世界観が滲み出るようにする。「この人がこんなことをしている→だからこの世界はこういう仕組みなんだ」って読者が勝手に理解していく感じ。短編だから字数が限られてるので、むしろそのほうが効率的だなって気付きました。
あとは、読者がすでに知ってそうなことは思い切って省く。完全に未知の要素だけに絞ることで、説明感がかなり減るんですよ。全部説明しなきゃ!って焦ると、かえって冗長になってる気がします。
最近は冒頭の数行で「ここはどんな世界か」を暗に示して、すぐに「でもこのキャラには困ったことが起きた」に移行する流れを意識してます。読者の好奇心と没入感が一緒に立ち上がる瞬間を狙ってる感じ。完璧には出来てないですけど、その塩梅を探るのが面白いんですよね。
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