寝坊選手権

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第1話

第一話 夜中の3時に全力疾走

また3時か。天井を睨みながら時計を確認した俺は、心の中でため息をついた。

明日は試合なのに。いや、もう明日か。

プロ選手として5年。成績も悪くない。でもここ数ヶ月、本当に眠れない。寝ようとするとより目冴えるっていう、ほぼ拷問みたいな状況に陥ってる。

スマホを見たらダメだってわかってるのに、つい手が伸びちゃう。SNS見たり、ニュース記事スクロールしたり。気づくと朝。最悪だ。

朝の練習でトレーナーの前でよろめいてしまった。流石に目立ったんだろう。練習後、呼び出された。

「君、夜間のリカバリー完全に舐めてる」

トレーナーの田中さんはいつも厳しいけど、このときは本気だった。

「睡眠こそが最強の回復。筋トレより、栄養管理より、睡眠が全部の基礎。それがなきゃ他の努力も半減だよ」

そっか。俺、その部分をずっと放置してたんだ。

「よし。明日から睡眠改善プログラム始めようぜ」

そんで今。夜11時に寝室に入って、スマホもパソコンも全部リビングに置いてきた。天井の暗さだけと向き合ってる。

これが本気か。こんなの続くのか。

でも試合の日は近い。やってみようかな。

続きはまもなく

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