ふるさと納税で人生が変わった話

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第2話

控除上限額との向き合い方

ふるさと納税の仕組みを調べ始めたその週、僕は家計管理アプリをダウンロードした。給料、ボーナス、毎月の支出。今まで見て見ぬふりをしてきた数字たちと向き合うことになった。

控除上限額の計算は想像以上に複雑だった。収入から控除される額を引いて、さらに家族構成も関係するらしい。ネットの計算ツールを使ってみても、結果がいくつか出てくる。どれが正確なのか、判断がつかない。

妻に「ふるさと納税で税金が戻ってくるらしい」と話すと、「え、でも返礼品の方が得じゃない?」と聞き返された。その質問にハッとした。僕も返礼品ばかりに目がいっていたのだ。結局のところ、控除上限額を把握することと、実際に何をもらうかは別の問題なのだ。

会社の同僚に聞いてみると、毎年同じ額を寄付しているという人もいれば、毎年試行錯誤しているという人もいた。その中で、ある同僚が言った言葉が印象的だった。「正確な上限額より、大事なのは自分の給与をちゃんと理解することじゃないかな」と。

翌週、給与明細をもう一度見返した。天引きされている項目の意味、それぞれがどこに行くのか。今まで名前だけは知っていたが、実感がなかった。ふるさと納税をきっかけに、こうした細かい部分に目を向けることになるとは、正直な感想として驚きだった。

まだ実際に寄付をしていない。だが、この一歩が、お金との関わり方を変えるきっかけになるのかもしれない。そんな予感がしている。

続きはまもなく

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