ルーチン・ハック

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第2話

決定を減らす、つまり「余白」を作る

ただ、ここまで話すと、よくこんな質問をもらう。「結局、最初の設計が大変では?」と。確かにそうだ。毎週のメニューを決めるのも、買い物リストを作るのも、アプリの設定も、全部が最初の投資。短期的には手間が増える。だから多くの人は、この段階で「やっぱり自炊は面倒だ」と判断して諦めてしまう。

でも俺の経験からすると、その最初の設計に時間をかけるかどうかが、習慣化のすべてを決める。一度「仕組み」ができてしまえば、あとは惰性で回る。むしろ、設計なしに「毎日新しい料理に挑戦しよう」みたいな心持ちでいるほうが、トータルの負荷は遥かに大きい。

実は、この発見は自炊だけじゃなく、他の習慣にも応用できることに気づき始めていた。運動、勉強、副業——どれも同じ原理。最初に「決定の余地」をできるだけ減らして、実行の段階では判断を最小化する。つまり「余白」を作るんだ。

そこで俺は、この感覚をもっと体系的に理解したいと思った。単なる自分の経験則じゃなくて、心理学や行動経済学の観点から。そして何より、他の人でも再現できる方法論として。

そのために俺が取った行動は——

続きはまもなく

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