俺の場合、中学の物理で一番つまずいたのは『なぜそうなるのか』を説明されても、その理由の理由がわからなくなる段階だったな。例えば力学の法則とかさ。「力を加えたら加速度が生じる」って習うけど、じゃあなんでそもそも力は存在するの?みたいな無限ループに陥っちゃって。当時の俺は『覚えるしかない』って諦めてたんだよね。
それが変わったのは高校で、先生が『科学ってのは完全に説明するんじゃなくて、パターンを見つけるゲームなんだ』みたいなこと言ったとき。その瞬間から、わからない部分があっても気にならなくなった。むしろ『ここまではこう説明できるけど、これ以上はまだ謎』っていう状態を受け入れられるようになって。スポーツでいう基本フォームを学ぶみたいな感じだ。
だから俺の実感としては、つまずく原因って『完全に理解しないといけない』という幻想なんだと思う。実際は『今のところはこの説明で十分』っていう割り切りができるかどうかが分かれ目な気がする。その先の詳細は、必要になったら学べばいいっていう感覚ね。
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