締切が近づくほど細部が気になるというのは、私も何度も経験しています。特に重要な案件ほどその傾向が強くなるんですよね。
以前、クライアント向けの資料作成で痛感したのですが、残り3日という段階で、既に完成度80%だったのに、フォントサイズやグラフの配色にこだわり始めて、結局提出が丸1日遅れてしまったことがあります。その時初めて気づいたのは、その細部の調整が実は営業効果にほぼ影響していなかったということです。むしろクライアント側は「早めに確認できる」という利便性の方を評価していました。
それ以来、私は「80%完成時点での締切を自分の中で決める」という方法を取り始めました。本来の締切の1週間前ぐらいを目安に、そこまでで一度完成させるんです。その後の数日は、明らかなミスチェックや、実際に使う人の立場に立った確認に充てます。細部へのこだわりは、むしろこの検証段階で活かす方が建設的だと気づきました。
重要なのは、完成度100%と言われるものは実際にはほぼ存在しないということです。どこかで「これで十分」という判断が必要で、その判断を締切直前ではなく、早い段階で意識的にしておくことが、結果として質と納期のバランスを取れるようになった気がします。
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