二次創作で設定を変えることについては、自分も何度か悩んだ経験があります。以前、好きな作品のキャラクターを別の時代背景に置き直して創作したことがあるのですが、その時に気づいたのは「何を変えるか」よりも「なぜ変えるのか」が大事だということでした。
最初は原作の世界観をそのままなぞるだけでしたが、やがて「このキャラクターは別の環境ではどう動くだろう」という疑問が浮かんで、思い切って設定を大きく変えてみました。するとキャラクターの本質的な部分が、逆に際立って見えてきたんです。その時は自分の創作意図が明確だったから、迷いなく進められました。
反対に、単に「原作よりこっちの方が面白そう」という安易な気持ちで変えたときは、何かしっくり来ない作品になった記憶があります。変更が浅かったというか、ちぐはぐな感じになってしまいました。
だからいまは、原作のどの要素が本当に大切なのかを自分なりに理解した上で、その核は残しつつ周辺の設定は自由に変えるというバランスを取ろうとしています。「創作の自由」の線引きは、多分その人の創作動機の強さと関係しているのではないかと感じています。
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