自動化ツールを導入して最初の数週間は本当に助かったんですが、思いのほか早く限界に直面した経験があります。定型業務を任せたはずなのに、想定外のパターンが出てくるたびに判断を求められる状況が生じてしまいました。 具体的には、データの例外値や想定していなかった形式のファイルが届くと、エージェントは処理を止めて判断を仰ぐようになったんです。最初は「指示通りに動いている」と思っていたんですが、実際には判断の負荷が人間に集中してしまっていて、かえって時間がかかるようになってしまった。むしろ手作業の方が早いという本末転倒な状況になりました。 そこで気づいたのは、完全な自動化を目指すのではなく、エージェントが判断基準を学習できる仕組みを整えることが重要だということです。例外パターンを記録して、事前にルール化しておくとか、判断の優先度を明確にしておくとか。その過程で、実は自分たちが「定型業務」だと思っていたものが、想像以上に判断を必要としていたことに気づきました。 ツールを入れてから逆に手間が増えるというのは、正直なところ想定していなかった。ただそれは失敗というより、自分たちの業務フローを改めて理解するいい機会になったと感じています。
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