毎日の小さな習慣

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買い物かごを持ってスーパーへ

月曜日の夜、私はスーパーに向かっていた。

完璧を目指さないという決断をしたものの、実際に何を買えばいいのか、まだ手探り状態だった。ネットで「簡単な自炊向け食材」を検索しては、その情報量に途方に暮れた。結局、自分にとって何が「簡単」で「続けられる」のかは、試してみるしかないのだろう。

スーパーの売り場を歩きながら、これまでの自分を思い返した。帰宅後、疲れた頭で複雑なレシピを見ながら料理をするのは、私には向いていないことはもう分かっていた。そうではなく、最小限の工程で、それなりに満足できるものを作ることが目標だ。

まず、毎日食べても飽きにくい主食を決めた。次に、電子レンジで温めるだけで使える野菜や、切るだけで済むタンパク質を選んだ。冷凍食品も何種類か買った。これなら、帰宅後に急いで何かを作らなくても、組み合わせるだけで一食が成り立つ。

レジに並びながら、少し不安がよぎった。果たしてこれで本当に続くのか。完璧ではない食事で、本当に満足できるのか。

しかし同時に、別の感覚も感じていた。買い物かごを持って、自分で選んだ食材で食事を整える。その行為そのものが、外食に頼っていた頃とは違う何かを生み出しているように思えた。

レジを通す時点では、まだ何も始まっていない。試行錯誤の日々がこれから始まるのだ。

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