5時起きの果てに

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第一話 三日坊主の宣言

また寝坊した。朝7時のアラームが鳴ったとき、俺は布団の中で「今日こそ」と誓った。その誓いがどれだけ虚しいか、自分が一番知ってた。

スマホを手に取ると、タイムラインに朝活の話題が流れてきた。早起きして筋トレして、コーヒー飲んで、瞑想して……みんな充実した朝を過ごしてる。その横で、俺は二度寝のことばかり考えてる。

「今日からやってみるか」

深く考えずにそう呟いた。明日の朝5時。起きたら何をしようか。走る?読書?それとも瞑想?よく分からないけど、とにかく布団から出る。それだけを決めた。

夜中の3時、スマホのアラーム設定を見直してた。いつもより1時間以上早い時間だ。大丈夫だろうか。不安と期待がごちゃ混ぜになってる。

朝が来た。アラームの音に目が覚めた。いつもなら「あと5分」と思うのに、今日は違った。なぜか体が動いた。冷たい床に足をつく。寒い。でも、このままベッドに戻ったら、また同じ日々だ。

台所に行ってコーヒーを淹れた。窓の外はまだ真っ暗だ。こんな時間に起きるのは、人生で初めてかもしれない。マグカップを握りしめながら、ソファに座った。何もしていないのに、何かが変わった気がした。

次の話2
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