第1話
第一話 朝日が差す窓
ここ数ヶ月、朝起きた時の疲労感がぬけない。夜中に何度も目が覚めるし、明け方にうなされることもある。寝る時間は足りてるはずなのに、なぜだろう。
職場の先輩と雑談していたら、「睡眠の質って大事だよね」と言われた。その時まで、睡眠は「時間」だけで考えてた。6時間寝たら大丈夫、8時間寝たら完璧、そんな感じで。でも先輩の話を聞いてると、どうやらそれだけじゃないらしい。
帰宅してから、自分の寝室をあらためて眺めてみた。窓のすぐそばにベッドがある。朝日が直接顔に当たる配置だ。それから壁には蛍光灯のようなデスクライトが付きっぱなし。スマホも枕元に置いてある。こんなの誰が見ても、ひどい寝室だ。
なぜ今まで気づかなかったんだろう。毎日そこで寝てるから、当たり前だと思ってたのかもしれない。でも考えてみれば、寝室って一日の三分の一を過ごす場所なのに、自分は何もこだわってなかった。
明日から何か変えてみようか。そう思い立った夜、いつものように目が覚めた。天井を見つめながら、小さなことでも積み重ねれば、何か変わるのかなと考えた。
続きはまもなく
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