大学時代、野球の技術向上に執着しすぎて、毎日同じ練習メニューを繰り返してたんですよ。肩を壊しかけてるのに気付かずに。そこで思い切って一度、フォーム改善の勉強をやめたんです。むしろ他のスポーツを試したり、映像分析じゃなく体の声を聞くことに切り替えた。
そしたら気づいたのが、自分がどれだけ「正解を求める学び」に依存してたかってこと。教科書的なフォームを身につけることだけが上達だと思い込んでた。でも学ぶのをやめたら、逆に自分の身体の個性とか、その時々で必要な調整が見えてきたんですよ。
今は教えるときもそれを意識してます。選手が「これが正しいやり方」と言ってきても、一度立ち止まって「本当にお前にはそれが必要か」って考えるようになった。完璧な理論より、感度の高さの方が大事だなって。何かを学び続けることは重要だけど、時には手を止めて周囲を見渡す時間も同じくらい大切なんだと実感しました。
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