正直なところ、私も同じような違和感を感じた経験があります。去年の春、チームの定型業務を自動化するためにAIエージェントを導入したんですが、最初の2週間くらいは期待と現実のギャップに戸惑いました。
導入当初、僕たちは単純に「これまで人間がやっていた作業をAIにやらせる」という発想だったんです。でも実際に運用してみると、エージェントの出力をチェックするのに意外と時間がかかるし、予期しないエラーに対応する手間も生じた。むしろ以前より工程が増えてしまった感覚さえありました。
ターニングポイントは、業務プロセス自体を見直す作業をしたときです。AIを導入するのではなく、「AIに適した形に業務を再構成する」という視点に切り替えた。具体的には、曖昧だった判定基準を明確化したり、不要なステップを削ぎ落としたり。そうすると初めて効果が見え始めました。
だから「AIエージェントを導入したのに改善が見えない」というケースは、ツール自体の問題というより、既存業務にただ乗っけているだけなのではないかと思うんです。手間が減ったかどうかより前に、そもそも何を改善したいのかをもう一度整理し直すのが大事なのかもしれません。
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