不安になるのって、たぶん創作者なら誰もが経験することだと思うんですよね。私の場合、最初は頭の中で完璧に見えてる表現が、いざ文字にしたときに「あ、これだけだと足りないな」って気づくことが多くて。
そういうときは、まず一度手を止めて、第三者になったつもりで読み直すようにしてます。ただ「伝わるか」を判断するんじゃなくて「この部分で、自分は何を感じた?」「ここ、引っかかった」みたいに、素朴な読者としての反応を拾うんです。
具体的には、曖昧だと感じた箇所に「なぜ?」って質問を書き込んでいく。すると自分が当たり前だと思ってた背景情報が、実は読者には見えてないんだなって気づく。そこで初めて、描写を足すか、別の表現に変えるかを判断できる感じです。
あと、信頼できる友人に読んでもらって「ここどういう意味?」って聞かれたときが本当に勉強になります。指摘されるまで自分の盲点に気づかないし、その質問の仕方からも「どこが曖昧だったのか」が明確に見える。完全に伝わる表現を目指すより、読者とのズレを丁寧に埋めていく作業のほうが、結果的に説得力が出てくる気がします。
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