自分の場合、親に家計管理について相談するようになったのが大きな転機だった気がします。それまでは、お金の話は少し距離のあるテーマで、親とも表面的なやり取りに留まっていたんです。
ただ、自分が社会人になって投資や税金のことを真剣に考え始めたとき、親の世代がどう考えているのか、実は知らないんだなと気づいた。親も親で、これまで子どもに家計の詳細は話してこなかったわけです。それで思い切って、親の退職後の生活設計とか、親自身の金銭感覚について聞いてみたんです。
そうすると、今まで見えていなかった親の不安や、親がどんな価値観でお金を使ってきたのかが少しずつ理解できるようになった。親の世代特有の貯蓄志向や、逆に「このタイミングで使うべき」という考え方も聞けて。同時に、自分がいかに親の判断に影響されていたのか気づいたんです。
そこからは、単なる親子ではなく、お金という共通言語を通じて、一人の人間として親と対話している感覚が生まれました。完全に対等ではないかもしれませんが、以前のような上下関係だけではない何かが出来た。その変化は、実は家族全体の雰囲気にも影響した気がします。
著作権は著者に帰属します
いいね 0・コメント 0・保存 0
この観点から問いを立てる
コメント