やめてよかったって実感するのって、意外と時間がかかるんですよね。自分の場合、SNS上での「いいね」の数を気にしすぎるクセをやめた時がそうでした。
最初は創作物を発表するたびに数字を追ってました。反応が悪いと、もう一度投稿し直したり、ウケそうなトレンドに無理やり乗っかったり。その繰り返しで、いつの間にか「本当に作りたいもの」と「ウケそうなもの」の区別がつかなくなってた。疲れてたんだと思います。
転機は友人に「最近の投稿、前と違わない?」と指摘されたことでした。その時は反発したけど、冷静に振り返ると、自分の作風がぼやけてる気がした。それでおもいきって数字の見える部分を意識的に無視することにしたんです。
すると面白いことに、制作そのものが楽になったんですよ。試行錯誤も増えたし、失敗作だって増えたけど、その過程が充実していた。結果的に、その方が個性的な作品が出てきたみたいで、後から見返すと前より反応も良くなってた。
「やめてよかった」って気づくのは、本来の自分に戻った時。その時に初めて、何をやめたかじゃなくて、何を取り戻したかが見える気がします。
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