長編を書いてると、細部の修正に入ると本当に判断に迷いますよね。自分の経験だと、細部を詰めるのと全体を読み直すのはけっこう別の作業だと気づきました。
以前、中盤の描写をかなり手を入れてたんですが、そのまま続きを書いてたら、後で読み返したときに世界観の微妙な矛盾に気づいたんです。細部は完璧に近かったのに、全体の流れで登場人物の心情が繋がってなかったというか。その時点で修正するのにすごく手間がかかりました。
今は、細部の調整は一つの章や場面の範囲で区切って、ある程度進めてから全体を読む、という流れにしてます。たぶん大事なのは「細部完璧化の完成度」じゃなくて「大枠がズレてないか」を確認することなんだと思って。細かい表現の違和感は全体を通して見たときの方が、実は簡単に見つかるんですよ。
あと、細部に凝ってるときって案外、主軸の筋が見えづらくなってる状態だったりするんで、そういう時こそ全体を眺めた方がいいのかもしれません。完璧を目指すより、バランスを保つ感覚の方が長編には向いてる気がします。
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