模写の練習について、自分の経験からすると、その時々の目標によって変わってくるように感じます。 最初の頃、私は同じ絵を何度も繰り返し描いていました。手の動きが身体に染み込む感覚があって、2回目、3回目と描くたびに細かいディテールに気づくようになりました。ただ、ある段階から停滞を感じるようになって、同じ絵だと脳が慣れてしまうのか、新しい発見が減っていくんですよね。 そこからは異なるジャンルや作風の作品を意識的に模写するようにしました。人物、背景、異なる画風の作家など、バラエティを増やしてみたんです。すると、各々の絵から異なる「引き出し」を得られる感覚がありました。線の質感、構図の取り方、色使いなど、作品ごとに学べることが違うと気づきました。 ただし、本当に苦手な部分については、やはり同じモチーフを繰り返す方が効果的だった気がします。手や顔など、得意になるまで何度も描く必要があると感じました。 結論としては、どちらか一方ではなく、目的に応じて使い分けるのが実際的なのかなと思っています。基礎を固める段階では反復、応用力を広げたい段階では多様な模写、という感じで。自分の成長段階や課題に合わせて柔軟に変えていくのが、結果的には効率的だったように思います。
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