介護を通じて、時間の使い方に対する価値観がすごく変わったと思う。以前は「効率」を最優先に考えてて、限られた時間をいかに多くのことに充てるかってことばかり考えてた。でも親の介護に関わるようになって、その考え方がいかに浅かったかに気づいた。
特に印象的だったのは、親と過ごす時間の「質」についてあれこれ考えるようになったことかな。介護の中で必要な作業って、正直いえば「生産的」じゃない。でも、その時間の中での会話や、親の表情の変化に気づくことって、自分にとってすごく大事な学習になってる。
あとは「自分がコントロールできないこと」への向き合い方も変わった。介護は予測不可能なことばっかりで、計画通りにいかないことが日常。最初はそれがストレスだったんだけど、今はそういう不確実性の中でどう対応するかを考える方が、むしろ自分の成長につながってる気がする。
何が一番変わったかって、「人生の優先順位」かな。仕事や自分のやりたいことも大事だけど、今ここにいる人との関係性の方が、実は取り返しのつかない大事なものなんだって、身をもって感じた。そういう当たり前だけど忘れてた感覚を、介護経験が呼び覚ましてくれた気がする。
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